「今求められるNGOと企業のパートナーシップを考える」シンポジウム開催報告

2025.04.07

外務省 令和6年度NGO研究会のシンポジウムを開催

2024年11月28日(火)、外務省主催、CSOネットワーク共催のシンポジウム「今求められるNGOと企業のパートナーシップを考える」をハイブリッド(日比谷フォートタワー19階東急エージェンシー本社 会議室・オンライン)で開催しました。

第1部:

日下部英紀 外務省国際協力局審議官(NGO担当大使)の開会挨拶、丸原孝紀 東急エージェンシー POZIサステナビリティ・プランナーによる歓迎挨拶、長谷川雅子CSOネットワーク事務局長による趣旨説明に続き、第一部では、中山雅之 国士舘大学21世紀アジア学部学部長より、NGOと企業のこれまでの関係性、現状、今後の展望に関して基調講演をいただきました。次に、楯晃次CSOネットワークリサーチフェローより、本事業にて実施したNGOと企業の連携に関する調査結果の報告があり、その後、セーブ・ザ・チルドレン大田原英介氏、ジャパン・プラットフォームの木島雅彰氏より企業連携の事例や連携に向けた工夫についてご報告・ご紹介いただきました。

シンポジウム4大田原さん

シンポジウム3木島さん

第2部

第二部では、基調講演をいただいた中山雅之氏の進行のもと、第1部の登壇者に加えて、WELgeeの渡部カンコロンゴ清花氏、NTTデータグループの金田晃一氏、朝日新聞with Planetの木村文氏をパネリストに迎え、第1部の内容を踏まえて「今求められるNGOと企業のパートナーシップ」をテーマにパネルディスカッションを行いました。パネリストからは、「企業とNGOが連携する上で、共有できる普遍的なミッションとビジョンが重要である」「企業にとってNGOが対象としているステークホルダーがどのような存在であるかを説明し、なぜNGOとの連携が必要なのかを理解してもらうことが大切」「企業とパートナーシップを結ぶためには、NGOがどれだけインパクトを可視化できるかが重要な要素となる」といった本質的な意見やご提案をいただきました。

シンポジウム