Step 3
NGOに対して、企業やドナー、行政が寄付や助成金の提供、ボランティアやプロボノの派遣、事業連携や共同開発を行う背景には、「連携を始める」で述べたように、企業観の変遷を背景とした人材育成やイノベーション創出の必要性、国際展開への関心など、さまざまな理由があります。
これらの組織がNGOとの連携に求めるものは、その組織の目的や価値観、事業内容に基づいているため、まずはその目的や事業内容を理解することが大切です。
同じように、NGOをパートナーとする場合も、そのNGOが持つ目的や価値観、事業内容を理解することが、良い関係づくりの第一歩となります。
それぞれの組織において、たくさんの情報をさまざまな形で発信しています。
企業では、ホームページをはじめ、CSR/サステナビリティレポート、統合報告書などを通じて、ビジョンや価値観、事業内容を知ることができ、NGOに何を求めているのかを把握する手がかりになります。さらに、過去の連携事例を確認すれば、企業がパートナーシップにかける思いや、期待する成果についても理解が深まります。
NGOでは、事業報告書やアニュアルレポート、ウェブサイト、広報誌などから、その団体のビジョンや価値観、活動内容、重点分野を知ることができます。加えて、過去の取り組みやパートナーとの協働事例を確認することで、そのNGOがどのような姿勢で連携に臨んでいるのかを理解できます。
連携には多様な形があり、それぞれが掲げるビジョンを実現するために、目的や関係性に応じたパートナーシップが築かれています。
私たちは、マルチステイクホルダーによる社会課題の解決を促進し、より良い社会の実現を目指します。 そして、Shared Visionは、活動趣旨に賛同してくださった、市民社会組織(NGO/NPO)・企業・行政・ドナー団体・伴走者をはじめとする 多くのみなさんとのパートナーシップによって成り立っています。
Shared Visionにご関心いただけましたら、ぜひ下記よりお問い合わせください。