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連携を始める・深める

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パートナーシップの始まり

パートナーシップの始まりは、連携を意図した場だけでなく、支援者からの声がけや講演会・イベントでの偶然の出会いをきっかけに始まることもあります。日頃から出会いの機会を意識し、パートナーシップにつなげる準備をしておくことも重要です。

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企業からNGOへの期待

企業は、環境や人権リスクの把握や、社会課題解決の取組みを通じたビジネスの創出など、単なる支援関係を超えた多様なNGOとのパートナーシップを模索しています。その期待を踏まえ、自団体の強みを活かした連携を模索することも、効果的なパートナーシップの構築につながります。

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第三者の協力・支援を活用する

比較的規模の小さいNGOからは、企業との連携に対して以下のような課題が挙げられました。

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連携が深まる要因:調査から見えた共通ポイント

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パートナーシップをすでに進めている組織でも、継続し深化させることは容易ではありません。実際に連携が深化した事例をもとに、共通する4つのポイントを整理しました。

1 . 共通のビジョンを持ち同じ活動領域で連携していた

2 . それぞれの強みを活かした明確な役割分担ができていた

3 . 定期的な対話を重ね相談しやすい関係が築かれていた

4 . パートナーシップにより具体的な成果が生まれた

連携の深化プロセス

人と人がその関係性を深めるように、組織同士のパートナーシップにも深化プロセスがあります。必ずしも順調に進むとは限らず、課題や調整が必要になることもあります。この深化プロセスは3つの段階を経ると考えられ、次のステップに移行する際には、往々にして「第三者の協力・支援」が触媒として働きます。

第1段階は「社会貢献活動とその改善」です。企業はまず、現在取組んでいる社会貢献活動を改善しています。この段階で、第三者からセミナー等の情報を通じてNGOとの連携のきっかけを得ることで、第2段階の「本業に関連した社会課題への取組み」が始まります。連携して社会課題に取組む中で、NGOと企業双方の事情をより深く理解し合う機会が増え、第3段階となる「これまでの枠組みを超えた連携」が提案され、そのいくつかが実現されます。最終形の一例が、「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム」などに代表される「連携促進の場」です。このような仕組みが新たな連携の基盤となり、さらなる連携を促進する第三者の役割を果たしていきます。

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Shared Vision パートナーのみなさま

私たちは、マルチステイクホルダーによる社会課題の解決を促進し、より良い社会の実現を目指します。 そして、Shared Visionは、活動趣旨に賛同してくださった、市民社会組織(NGO/NPO)・企業・行政・ドナー団体・伴走者をはじめとする 多くのみなさんとのパートナーシップによって成り立っています。

Shared Visionにご関心いただけましたら、ぜひ下記よりお問い合わせください。

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